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[目 次]

1 はじめに

2 今は亡きマンドリンの偉人たち

 2.1  Dave Apollon  

 2.2  Giuseppe Anedda

 2.3  Maria Scivittaro

3 世界で活躍中のマンドリニストとその団体

 3.1  Ralf Leenen

 3.2  La Napolitaine

 3.3  Ricardo Sandoval

 3.4  Tom Cohen

 3.5  The Israeli Mandolin Quartet

 3.6  Ensemble La Volta

 3.7  Marionette

4 華麗なるドムラの世界

 4.1  Tamara Volskaya

 4.2  Abaca String Band

 4.3  Quartet SKAZ

 4.4  Russian Virtuosi Project

 4.5  Ossipov Balalaika Orchestra

5 さいごに

 

 

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ネットの情報は流動的です。以下の情報はご覧いただく時点で内容が更新されたり削除されたりしている場合もあるかと思いますのであらかじめご了承ください。

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1 はじめに

 

マンドリン等の聴けるサイトとしてすぐ思い付きますのは、社会人団体、大学クラブなど学生団体、ソリストなど個人のサイトを検索して開きますと、定期演奏会で演奏した曲や作成したCD等の中から曲の一部を試聴できることがあります。

 

また、本サイトのリンク集にもございますマンドリンに関する世界最大級のリンク集サイトMandolin CafeLinksをたどりますと多くのサイトでmp3音源に巡り合うことができます。

 

さらに、ご承知のように最近はアメリカ発YouTubeに代表される動画投稿サイトが急拡大していまして、マンドリンの独奏、合奏に関しましてもほぼ無数にアップロードされております。

 

因みにYouTube'Mandolin' を検索しますと20093月末時点で約23,000件であったものが2017年1月末時点では約121万件もの動画がヒットし、日々急速に増え続けていることを実感致します。

 

演奏はそれこそ玉石混合で、いい演奏に巡り合うためにはかなりていねいな検索が必要であり、大変根気のいる作業となります。

そのような動画サイトの中から選りすぐりの素晴らしい演奏のいくつかを見てゆきたいと思います。

 

2 今は亡きマンドリンの偉人たち

 

2.1  Dave Apollon 

まずはマンドリンの神様Dave Apollon (1897-1972)の非常に貴重な映像と演奏です。Apollonはロシアのキエフ出身、アメリカでマンドリンをショービジネスとして世界で初めて成功させた人物であろうと思います。

彼の音声も含めてよく残っていたものです。

ピアノ弾きが「スタッカートのことだけ考えて伴奏してりゃほかのことはなんも考えなくていいもんね」と、観客に笑いをとっています。

 

Apollonに関して

When David Grisman met Jethro Burns and asked him who was the geatest mandolin player he ever heard, Jethro answered without hesitation, "David Apollo".
という逸話が残っております。

 

CDとしては、Acoustic Disc社からのDave Apollon - the Man with the Mandolin (ACD-27)が入手可能かと思われます。
このCDには彼の33歳から59歳まで26年間の録音が収録され、流れるようなロシア民謡の調べは彼がロシア生まれであることを彷彿とさせます。
日本の土は踏んでいるようですが、日本での演奏記録は見当たりません。

 

2.2  Giuseppe Anedda

次はイタリア、サルディーニャ島生まれのマンドリンの名手Giuseppe Anedda (1912-1997)です。1971年、59歳のとき来日次はイタリア、サルディーニャ島生まれのマンドリンの名手Giuseppe Anedda (1912-1997)です。1971年、59歳のとき来日公演を果たしています。この時の演奏を聴き逃したことは一生の後悔などと今まで思っていたのですが、何と先日プログラムが出てきました。記憶なんて全くあいまいなものです。

 

 

楽器はエンベルガーを使用しています。
この動画の冒頭でAneddaが弾いています軽快な曲はG.B.Gervasio(1725-1785)のSonata per Camera di Mandolino e Bassoで、ここで楽譜を入手することができます。
 

CDでは1971年の来日時、ポリドール社からGiuseppe Anedda - Mandolin Recital (POCH-1374)を残しています。

 

 

 

 

 

2.3  Maria Scivittaro

もう一人、欠かせないのがイタリア、トリノ生まれのマンドリンの女王、Maria Scivittaro (1891-1981)ですが、残念ながら動画は見つかりません。
CDでは東芝EMIからThe Art of Mandolin マンドリンの芸術 - マリア・シヴィッターロの至芸 (TOCE8008~10)が出ています。
このCDには43歳から何と78歳までの演奏が収められており、まさに歴史的名盤といえます。

 

楽器はフランス製のジェラを愛用していたと言われます。
偶然上記AneddaとScivittaroのCDにはBeethovenのSonatine (C-moll)が共通して収録されていますので、両者聴き比べてみるのも一興かと思います。
彼女の日本への渡航記録は見当たりません。

 

 

3   世界で活躍中のマンドリニストとその団体

 

3.1  Ralf Leenen